こんにちは!
野菜検定プロフェッショナル・野菜スペシャリストのフクです。
毎日モリモリとお野菜を食べてますか?
カロテン"などの栄養が豊富 な緑黄色野菜「ほうれんそう」に注目してみませんか?
この記事では、ほうれんそうの知られざる魅力や健康効果、栄養成分、保存方法、調理のコツを幅広くご紹介しています。
さらに、食べ頃や産地、特徴などを知ることで、よりおいしくほうれんそうを楽しめるようになるでしょう。
美容やダイエット、更年期の女性にも役立つワンポイント情報もお伝えします。
ほうれんそうの魅力を十分に理解すれば、健康的な食生活を送れること間違いなしです!
◆ ほうれんそうはどんな野菜?ほうれんそうの魅力を知りましょう。
ほうれんそうの基本情報
[緑黄色野菜]
- 和名・・・ほうれんそう
- 英名・・・Spinach
- 科名・・・アカザ科
- 属名・・・ホウレンソウ属
- 主な栄養分・・・βカロテン、鉄、カリウム、マグネシウム
- エネルギー・・・20kcal /100g
- 食べごろ・・・冬、11月~2月
- 原産地・・・西アジア
- 主な産地
- 千葉県
- 埼玉県
- 群馬県
- 茨城県
- 栃木県
ほうれんそうの特徴
- 周年出回っていますが、特に冬の露地ものは甘みが強くてさらにおいしいです。
- 東洋種と西洋種があります。
・東洋種・・・葉先が尖っていて葉肉が薄く、切れ込みが深くて甘みが強い。
・西洋種・・・葉先が丸くて肉厚で、アクが強いです。
◆ ほうれん草の歴史
世界の歴史
- ほうれん草の原産地は、西南アジア、コーカサス地方やイランが想定されています。
古くからこれらの地域で栽培されていたようです。 - 中国には唐の時代にシルクロードを経て伝わりました。
日本の歴史
- 江戸時代に中国から長崎に東洋種が伝わったようです。
◆ ほうれんそうの選び方
- 葉・・・葉先がピンと張っているもので、緑色が濃く厚みのあるものを選びましょう。
- 茎・・・適度に太くて弾力のあるものが良品です。
- 根元・・・株がふっくらして、根本に近い部分から葉が密集していてボリュームのあるものは栄養分が多いです。
- 切り口・・・赤みが鮮やかで、みずみずしいものが新鮮です。
- 葉の中央を走る葉脈を軸として左右に折りたためるように対称であるものが良品です。
ほうれん草は、鮮度が落ちると葉が黄色く変色したり葉先が枯れたりします。
また、茎が柔らかくなり、弾力性が失われます。
そのため、鮮度の高いほうれん草を選ぶことが大切です。
◆ ほうれん草の下ごしらえ
下準備の方法
ほうれん草の下処理は、調理の際に重要な工程です。
下処理を丁寧にすることで、ほうれん草の栄養素を逃さず、おいしく調理することができます。
- ほうれん草の根元を切ります。
- ほうれん草の葉を1枚ずつちぎります。
- ほうれん草の葉を水で洗います。
- ほうれん草の葉を水気を切ります。
ほうれん草の根元を切ることで、土が残るのを防ぎます。
ほうれん草の葉を1枚ずつちぎることで、下処理がしやすくなります。
ほうれん草の葉を水で洗うことで、土や農薬を落とします。
ほうれん草の葉を水気を切ることで、調理するときに水っぽくなりません。
◆ ほうれんそうの保存方法
常温保存
ほうれん草は常温で保存には向かない野菜です。なぜなら、傷みやすいからです。
ほうれん草は、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。
冷蔵庫で保存すれば、約1週間は新鮮な状態を保つことができます。
ほうれん草を保存する際には、以下の点に注意しましょう。
- 根元の部分を下にして立てて保存する
- 葉先に水が触れないようにする
- 密閉容器やビニール袋に入れて保存する
これらの点に注意することで、ほうれん草を長持ちさせることができます。
冷蔵保存
ほうれん草は、冷蔵庫で保存することができます。
- ほうれん草の根元を切ります。
- ほうれん草の葉を1枚ずつちぎります。
- ほうれん草の葉を水で洗います。
- ほうれん草の葉を水気を切ります。
- ほうれん草の葉をキッチンペーパーで包みます。
- ほうれん草の葉を保存袋に入れます。
- 保存袋の空気を抜き、冷蔵庫の野菜室に保存します。
ほうれん草は、冷蔵庫で約1週間保存することができます。
保存する際の注意点
- ほうれん草を傷つけないように、丁寧に扱ってください。
- ほうれん草を水に浸けすぎないようにしてください。
- ほうれん草を密閉した袋に入れて保存してください。
これらの注意点を守って、ほうれん草を長持ちさせてください。
*時間が経つとビタミンCなどの栄養素が減少するので、できるだけ早めに食べきりましょう。
◆ ほうれんそうの料理のコツ
ほうれん草の茹で方
手早くゆでて、冷水で急速に冷ます。
- ひげ根は切り落として、根本の太い部分は十文字に切り込みを入れる。
- お湯が煮立ったら、火の通りが遅い根元から入れる。
- 10秒ほどしてからお箸で湯に沈め、再び煮立ったら上下を返す。
- 鮮やかな緑色になったら、手早く水にとり向きを揃える。
- 根元を揃えて持ち、葉先を下げてから上から順に水気をしぼる。
ほうれんそうの調理のコツ
油を一緒にとって”カロテン”の吸収力をアップ
- 豊富なカロテン類・・・油と一緒にとると吸収力が高まります。オイル系のドレッシンであえてサラダしても。
- ナッツ類を加える・・・ビタミンEの働きでカロテンの作用がアップする。
- 栄養のことを考えて”生食”もおすすめ・・・旬のものなら葉も柔らかくアクも少ないので生でも美味しく食べれる。
◆ ほうれんそうの栄養素
貧血対策に重要な"鉄"や"葉酸"、"ビタミンC"も多い。栄養のバランスのいい緑黄色野菜
- 深緑色の青々した葉・・・βカロテン、ビタミンC・Eやカルシウム
- 貧血対策に・・・鉄、葉酸も多い。
- 他の季節に比べて、冬の時期のものはビタミンCがより豊富。
”カロテノイド”と呼ばれる天然黄色色素のひとつ”ルテイン”が豊富
- 人の目や皮膚などに存在して、特に目の多様な機能を調節するのに欠かせない成分。
- 体内で生成することができない。
- 目の病気の予防・改善に効果があるとされています。
◆ お取り寄せ
普段、買えない産地のお野菜も食べてみましょう。
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