アルコール分解を促す必須アミノ酸が豊富!【えだまめ】

2022/04/10

えだまめ

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えだまめ



 

こんにちは!
野菜検定プロフェッショナル・野菜スペシャリストのフクです。
毎日モリモリとお野菜を食べてますか?


「350g」・・・この数字は何かご存知ですか?
これは大人一人当たりの一日に必要な野菜の摂取量の目安です。

しかし「それだけの量の野菜を食べることは難しい」と感じる方も多いかもしれません。特に忙しい毎日では、野菜不足が心配なものです。


そんな時こそ、夏バテ防止にも効果的な「えだまめ」に注目してみませんか?


この記事では、えだまめの知られざる魅力や健康効果栄養成分保存方法調理のコツを幅広くご紹介しています。

さらに、食べ頃産地特徴などを知ることで、よりおいしくえだまめを楽しめるようになるでしょう。


美容ダイエット更年期の女性にも役立つワンポイント情報もお伝えします。

えだまめの魅力を十分に理解すれば、健康的な食生活を送れること間違いなしです!



◆ えだまめはどんな野菜?えだまめの魅力を知りましょう。


えだまめの基本情報


  • 和名・・・えだまめ

  • 英名・・・Green Soybeans

  • 科名・・・マメ科

  • 属名・・・ダイズ属

  • 主な栄養分・・・ビタミンA・B1・C、食物繊維、タンパク質

  • エネルギー・・・135kcal/100g

  • ・・・夏、6月~9月

  • 食べ頃・・・若い豆を収穫したて
  •  
  • 原産地・・・中国

  • 主な産地
    1. 千葉県・・・6月〜8月
    2. 山形県・・・7月〜8月
    3. 埼玉県・・・6月〜7月
    4. 新潟県・・・7月〜8月
    5. 群馬県・・・7月〜9月


えだまめの特徴


  • 名前の由来

    実際の植物の生育の様子に関連しています。
    "えだ"は「枝」を指し、"まめ"は豆類を指します。したがって、「枝豆」はそのまま「枝になった豆」を意味します

    豆類の中でも特に「えだまめ」は、未成熟な状態の大豆を指します。
    収穫するタイミングは、大豆が完全に成熟する前で、その時点では豆がまだ枝についた状態です。
    したがって、この特徴的な収穫方法から「枝豆」の名が付けられたと考えられています。


  • 多彩な栄養素

    えだまめはタンパク質、食物繊維、ビタミン類、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。
    食べるだけで多くの栄養を摂取できる、まさに自然のサプリメントです。


  • ヘルシースナック

    低カロリーで満腹感を得られるため、ダイエット中の方にもおすすめです。
    ビールのおつまみにも最適で、ヘルシーに楽しむことができます。


  • 美肌効果

    ビタミンEが豊富で、肌の老化防止に役立つとされています。
    美容に気をつけている方にもおすすめの食べ物です。


  • ストレス軽減

    含まれるビタミンB群が、ストレスや疲れを軽減する助けとなります。
    仕事で疲れた日のリフレッシュにぜひお試しください。


◆ えだまめの歴史



枝豆の歴史は古く、その起源から日本での普及までを追ってみると枝豆の魅力がさらに深まることでしょう。

このセクションでは枝豆の歴史を紐解いていきます。



世界の歴史


  1. 紀元前2000年 - 中国での最初の記録

    枝豆(大豆)は、中国の古代文字である甲骨文に「豆」の文字があることから少なくとも紀元前2000年頃には既に栽培されていたと考えられています。


  2. 7世紀 - シルクロードを通じて伝播

    中国から西へと伝播し、中央アジア、ペルシャ、エジプトを経てヨーロッパへと広まっていきました。


  3. 15-16世紀 - 大航海時代と新大陸への伝播

    大航海時代になると、ポルトガル人やスペイン人によって大豆は新大陸へと持ち込まれました。


日本の歴史


  1. 奈良時代 - 初めての記録

    『日本書紀』に「大豆」の文字が見つかり、これが日本での大豆の初出しとされています。
    また、「枝豆」は「茹で豆」と表記され、その名の通り茹でて食べられていました。


  2. 平安時代 - 仏教とともに普及

    仏教の影響により肉食を避ける風潮の中、大豆の栽培が盛んになりました。
    その中で、枝豆もまた重要なタンパク源として注目されました。


  3. 江戸時代 - 枝豆の名前の登場と普及

    『本草和名』に「枝豆」の名前が初めて記されました。
    また、町人文化が開花し一般の食卓でも枝豆が見られるようになり庶民の間で広く普及しました。


  4. 明治時代:西洋文化の影響で肉食が広まる。

    タンパク質源としての豆類の重要性はやや影を潜めるように。


  5. 昭和時代:枝豆の栽培技術が向上。

    枝豆は再び人々の食卓に彩りを添えるようになりました。


  6. 現代:健康食としてまた日本食の一部として再評価される

    えだまめは世界中で愛される食材となってきました。


◆ 美味しいえだまめの選び方


  • 枝豆の色

    鮮やかな緑色のものを選びましょう。
    色が濃い方が新鮮で栄養価も高いです。


  • さやの形状

    しっかりと膨らんでいてさやが締まっているものが良質です。
    さやがしなっとしているものや、形が崩れているものは避けましょう。




  • 枝と枝との間隔が狭く、さやが密集していてたくさんついているもの。


  • 重さ

    手に取った時に重みがあるものが良いです。
    重さがあるということは豆がしっかりと膨らんでいる証拠です。


  • 表面の状態

    さやの表面がピカピカしていて傷や黒ずみがないものを選びましょう。
    また、産毛が密集しているものが新鮮です 。


  • 香り

    新鮮な枝豆は軽く香りがあります。
    鼻を近づけてみてフレッシュな香りがするか確認しましょう。


◆ えだまめをさらに美味しく!下準備で味を引き立てる




新鮮な枝豆を見つけたら、さっそく美味しくいただきたいものですよね。

しかし、その前に下準備が必要です。適切な下準備をすることで、枝豆の風味や栄養を最大限に引き出すことができます。

枝豆をおいしく食べるための下準備の手順をご紹介します。



下ごしらえ


鮮度がいい枝付きのものを選ぶ
  • 枝付きのもの

    茹でる前にキッチンバサミで枝からさやを切り離します。
    その時にさやを傷つけないようにへたの先端で切ります。


  • さやを切ってしまうと

    水が中に入って茹で上がりが水っぽくなってしまいます。



  1. 枝豆の選別

    枝豆を一つずつ手に取り傷や虫食い、黒ずみがないか確認します。
    見た目が良くないものは選別します。


  2. 洗浄

    枝豆を冷たい水でよく洗います。
    ふさを傷つけないように優しく洗いましょう。


  3. 塩もみ

    洗った枝豆をざるにあげ、大きめの塩をまぶしてもみます。
    これにより、枝豆の風味が引き立つだけでなく、表面の汚れも取り除くことができます。

    よりおいしくたべるには、さやの産毛を取ることをおすすめします。


えだまめの産毛を塩で取り除く方法
  1. 枝豆を水につけて洗います

  2. 粗塩を少々手に取り、その上に枝豆を置きます。

  3. 両手で優しく枝豆を揉み、産毛を取り除きます。

  4. 産毛が取れたら再度水で洗い流します。

*この工程を踏むことで、枝豆の産毛が口に入るのを防ぎより美味しくいただけます。




  • 購入したえだまめ:

    できるだけ早く調理することをおすすめします。
    新鮮な状態で食べることで、最高の風味と栄養を楽しむことができます。


  • 冷凍のえだまめ:

    解凍せずにそのまま鍋に入れてゆでると、風味が落ちることなく調理することができます。


これらのポイントを抑えて、おいしいえだまめを楽しみましょう!



◆ えだまめの美味しい調理法:食べ方のバリエーションを広げよう



えだまめは単にゆでるだけでも美味しいですが、様々な調理法を試すことでさらに楽しむことができます。

焼く、炒める、そして他の調理法にも挑戦してみましょう。

ここでは、それぞれの調理法でのポイントとおすすめの食べ方をご紹介します。



茹で方のポイント


水から入れるのではなく、お湯が沸騰したら入れるのがポイントです。
水が沸騰したら塩と一緒にえだまめを投入します。

茹で時間は、冷凍のもので約5分、新鮮なもので約20分が目安です。

茹で上がったらすぐに冷水で冷ますと色が鮮やかに保たれます

えだまめを茹でた後は、余分な水分をしっかりと切ると、塩がよくなじみます。



焼き方のポイント


焼きえだまめは香ばしさが増し、風味も一層引き立ちます。

オーブンやトースターで10-15分、中火で焼くと良いでしょう。

焼き色がついたら、お好みの塩を振って完成です。



炒め方のポイント


炒めるときは、パン粉やゴマなどをまぶしてからオリーブオイルなどでソテーします。

これにより、香ばしくてクリスピーな食感になります。



その他の調理のポイント


えだまめは、サラダやスープ、パスタなどの材料としても活躍します。

また、えだまめの豆腐やハンバーグといった創作料理にもチャレンジしてみてください。



おすすめの食べ方


えだまめは、おつまみやサイドメニューだけでなく、主菜としても楽しむことができます。

たとえば、えだまめごはんやえだまめの天ぷらなどは、一度は試してみる価値があります。



調理の際は、新鮮なえだまめを使用することが最も大切です。

保存期間を守り、美味しさを最大限に引き出すためにも、適切な下準備と保存法を心がけてください。



◆ えだまめの保存術:新鮮な美味しさをいつでも楽しむために



えだまめは新鮮な状態で食べると最も美味しいですが、うまく保存することでいつでもその美味しさを楽しむことができます。

ここでは、えだまめの最適な保存方法とその期間について解説します。



保存の基本ポイント


えだまめは湿度と高温を避けることが大切です。

また、風味を保つためにもなるべく早く食べることをおすすめします。



・保存期間:未開封で冷暗所に保管した場合、賞味期限に従ってください。

開封後や調理後のものは、なるべく早く(できれば2-3日以内に)食べることをおすすめします。



常温での保存方法


常温での保存は、購入した日や翌日に食べる予定の場合に適しています。

直射日光や高温を避け、風通しの良い場所で保存しましょう。


・保存期間:1-2日程度



冷蔵庫での保存方法


冷蔵庫で保存する場合、袋から出して新聞紙やキッチンペーパーに包み、野菜室に入れます。

これは、適度な湿度を保ちながら、余分な湿度を吸い取るためです。



・保存期間:2-3日程度



冷凍庫での保存方法


・本文:長期保存する場合は冷凍が最適です。

そのまま冷凍すると風味が落ちるため、一度茹でてから保存袋に入れ冷凍庫で保存しましょう。



・保存期間:2-3ヶ月程度



これらの方法で、えだまめの新鮮な美味しさを長く楽しむことができます。


アイデアRecipe

ひたし豆にして2〜3日で食べきりましょう。


  • ゆでた えだまめ を保存容器に入れて、同量の水で薄めためんつゆ(ストレートタイプ)を えだまめ がかぶるくらいまで注ぐ。

  • 30〜1時間ほどおいて味をなじませれば完成です。

  • 冷蔵保存で3日間くらい美味しく食べられます。



えだまめの栄養パワー:美味しさだけじゃない、その効果・効能を知ろう!


えだまめは手軽に楽しむことができる美味しい野菜ですが、その実はたくさんの栄養成分を秘めています。

ここでは、えだまめに含まれる栄養素を多い順にご紹介し、その効果や効能について解説します。



プロテイン


エネルギー供給と筋肉の修復・再生に必要なプロテインが豊富に含まれています。

アミノ酸スコア100という、人間の体が必要とするアミノ酸をバランスよく含んでいるため、筋トレを行っている方に特におすすめです。



食物繊維


えだまめは、食物繊維が豊富で腸内環境を整えて、便秘の予防に役立ちます。

満腹感を得やすく、ダイエットにも有効です。



ビタミンK


骨を強くし、血液の凝固機能を助けるビタミンKが含まれています。

ビタミンKが不足すると、骨がもろくなったり出血が止まりにくくなる可能性があります。



マグネシウム


心臓の健康を保ち、筋肉や神経の機能を助けるマグネシウムが豊富に含まれています。

マグネシウムは、細胞内のエネルギー代謝や骨の形成にも関与しています。



カリウム


血圧の正常化と心臓病の予防に役立つカリウムが多く含まれています。

ナトリウムが血圧を上げる作用があるのに対し、カリウムは血圧を下げる効果があります。



オメガ-3脂肪酸


えだまめは心血管系の健康を維持し、抗酸化作用も持つオメガ-3脂肪酸を含んでいます。

脳の健康維持にも寄与し、うつ病の予防にも役立つと言われています。



レシチン


レシチンは細胞膜の成分であり、神経伝達物質のアセチルコリンの生成にも関与します。

アセチルコリンは記憶や学習に大きく関わっており、レシチンが豊富なえだまめは、脳の健康維持や認知機能の向上にも寄与すると言えます。

また、レシチンは脂質代謝を活性化し、コレステロール値の正常化にも効果的です。



サポニン


えだまめに含まれるサポニンは、抗酸化作用や免疫力向上の効果があります。

また、コレステロールの吸収を抑える働きがあるため、心血管系疾患の予防にも有効とされています。



イソフラボン


女性ホルモンエストロゲンに似た作用を持つイソフラボンは、更年期障害の緩和や骨密度の保持に有効です。

また、抗酸化作用により細胞の老化を防ぐ効果もあります。



メチオニン


体内で作ることができない必須アミノ酸の一つ、「メチオニン」が含まれています。

メチオニンは肝臓の機能を助け、体内の毒素を排出する働きがあります。



お酒のおつまみにピッタリ

枝豆のここがすごい!!

● 必須アミノ酸”メチオニン”がたっぷり ●

  • アルコールから肝臓や腎臓を守ります。

  • ビタミンB1やビタミンCとともにアルコールを分解して肝臓の負担を軽くする働きがあります。

  • 二日酔いを抑える効果も期待できます。



これらの栄養素がバランス良く含まれているえだまめは、健康的な食生活に欠かせない食材です。

毎日の食事にどんどん取り入れてみましょう。



◆ スリムな体への一歩!えだまめの栄養成分がダイエットをサポート



ダイエット中の食事は、低カロリーで満腹感を感じられさらに栄養価の高いものが理想ですよね。

実は、えだまめがその条件をすべて満たしています。

ここでは、「えだまめ」に含まれるダイエットに効果的な栄養素をご紹介し、それぞれがどのようにダイエットに役立つのかを解説します。



タンパク質


筋肉を作るための必要な成分で、腹持ちが良くエネルギー代謝を促進します。

筋肉は脂肪を燃焼するのに必要な器官なので、ダイエットには必須です。



食物繊維


腸内環境を整える効果があります。

また、満腹感を感じやすくするため、食事の量を自然と減らすことができます。



ソフラボン


エストロゲン様の作用を持ち、体の脂肪分布を調節する役割があると言われています。

そのため、体の形状改善に効果が期待できます。



サポニン


脂肪の吸収を抑制する作用があり、また血糖値の上昇を緩やかにすることからダイエットに有利です。



ビタミンB群


代謝を促進しエネルギー生産をサポートするビタミンB群は、体重管理においても大切な役割を果たします。



これらの栄養成分がバランス良く含まれているえだまめは、ダイエットをサポートする理想的な食材です。

ぜひ、毎日の食事に取り入れてみてください。



美肌効果抜群!えだまめの栄養成分があなたの美容をサポート



良い食事は良い肌を生み出します。

美容には、外からのケアだけでなく、体の内側から栄養を摂ることが重要です。

「えだまめ」はその美容効果も期待大!美しい肌と健康な体をつくるための栄養成分をバランス良く含んでいます。

ここでは、「えだまめ」に含まれる美容に効果的な栄養素をご紹介し、それぞれがどのように美容に役立つのかを解説します。



ソフラボン


エストロゲンと似た働きをするアイソフラボンは、肌の保湿やハリ・弾力の向上、シワの予防に役立ちます。



ビタミンE


抗酸化作用のあるビタミンEは、肌の老化を防ぎ美しい肌を保つのに有効です。



タンパク質


コラーゲンの主成分であるプロテインは、肌のハリと弾力を保つ役割を果たします。



ビタミンC


美肌作りには欠かせないビタミンCは、コラーゲンの生成を助け、抗酸化作用で肌を守ります。



オメガ-3脂肪酸


細胞膜を健康に保つオメガ-3脂肪酸は、肌の水分保持能力を向上させ、乾燥から肌を守ります。



これらの栄養成分がバランス良く含まれているえだまめは、美容と健康をサポートする食材です。

毎日の食事に取り入れて、自然の力で美しい肌を手に入れましょう。



◆ プリプリ食感のえだまめを自宅で楽しむ!絶品お取り寄せ情報


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横浜で生まれ湘南地区在住。 北欧のライフスタイル「ヒュッゲ」を程よく取り入れながら暮らしを紡いでいます 現在、検定・資格を29種40個を取得しています。

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